2025年3月20日、天気の良い春分の日。
心を癒すべく、野鳥を撮りに大泉緑地公園へGo!
水流沿いに歩いていたら。
アオジやアトリがたくさん地面に下りてきて食事をしていた。
アトリにカメラを向けたら。なんかいつもと違う頭のアトリがチラホラいた。
何だか真っ黒の頭をしていたのだ。
野鳥に詳しくない私は、別の野鳥がアトリの群れに紛れ込んでいるのかなと思いながら写真を撮る。
この野鳥は、真っ黒という感じではない…。
でも、なんかいつもと違う様な気がしないでもないのだ。
帰宅して、わが青春の野鳥図鑑によると、成鳥の夏羽は真っ黒に変化すると書いてあったのである。なるほど!夏羽なのか。
ここ数日、寒の戻りで冷え込んでいたが、アトリはもう夏の支度をしているようである。ということは、もうそろそろ大泉緑地から旅立つのやもしれない。
この日は、寒いし早朝から野鳥撮影しに来る人もいないだろうと思っていたら。ものすごい数のカメラマンがいた。
私はアウトローなので、団体の方々を見かけたらスッと身を引く。
たくさんいるトコを避けて、ウロウロしていると、カメラを担いだ団体さんが、ゾロゾロと私の方へ移動してきた。
その際、先頭にいたおばさん…、否、私がおばさんといってはいけないか。私より年上であろう女性が、自転車で移動しつつ、私に向かって言うのである。
「あっちの方でイカルがいたみたいですよ」
私はアウトローであるが、基本、人当たりはイイので、笑顔でそうなんですかぁと答えた。
団体は私を追い抜いて、イカルがいるらしいあっちへ向かって移動する。
そんななか、私は逆行する。
イカルはもう明日香村の方で撮ったので、撮りたいという気持ちにならなかったのだ。なにより大勢の人がいるということが、どうしてもなじめないのである。
良いこと聞いたのだ。
おわり