かがやん写真館

撮ってきた写真に 言葉を添えて…。

大泉緑地公園にて、キビタキとの出会い…双眼鏡御購入効果?

2025年4月29日、大泉緑地公園にて。

 

Nikonの双眼鏡プロスタッフP7というのを手に入れてから、二日目の野鳥撮影歩き。

 

初日は目新しい野鳥を確認できなかったけれど、二日目にキビタキとの出会いが待っていたとは!

嬉しさ爆発である。

 

ということで、今回はキビタキのオスの写真をたくさん撮ったので、ご紹介である。

ま、

同じような写真ばかりだけれども、お暇なら観てってくだされ。

 

 

朝早く、舗装された道では、散歩する方やジョギングをする方がチラホラいるものの、林道の方はあまり人が歩いていない状況。

 

舗装されてる道を歩いていたら。

聞きなれない鳥の鳴き声が聞こえてきたので、林道の方へ足を向けたのだ。

初日もそうだけれど、最近は聞いたことのない鳴き声は聞こえるけれども、姿は見えずということが続いていたので、少々諦めムードな感じで林の中を見つめていた。

 

ずっと聞こえてくる鳴き声。

 

姿は確認できない。

 

もちろん双眼鏡でも見ている。

それでもなかなか姿を見つけることが出来ないでいた。

 

以前の私ならば、もう無理だと移動を開始するところであるが、この時は違った。

 

ココロの中で、19000円のもする双眼鏡を思いつきで御購入してしまったのに、このまま引き下がっていいのか、19000円分はキッチリ元を取り戻すべく、この双眼鏡でいろんな野鳥を観なけりゃ、いけないんじゃ~、ないのかいと思い巡らしていたのだ。

 

そんな中、視線の先で小鳥が枝から枝へ飛んだのを見つけ、すぐさまとどまったトコを双眼鏡で覗く。林の中で木の高いトコなので少し暗かったけれども、NikonのプロスタッフP7は、明るくシッカリクッキリ見えた。

 

あらら?

黄色いぞ?

 

ちょこちょこと移動するが、私は双眼鏡にてバッチリ追跡。

このチャンスは逃すまい。

 

私はすぐにカメラを向け、とりあえず1枚押さえておこうと考えた。

 

私は最近やたらと野鳥を撮りまくっている割には、野鳥のことを知らないのだ。

キビタキという名を頭に思い浮かべることなく観察および撮影開始である。

 

キビタキのオスは鳴きながらこの周辺を移動していた。

 

キビタキのワンマンショーを、私ひとり独占であった。

否、

近くに野良猫が日向あぼっこしていたので、もしかしたらこのキジ猫も聞いてたのやもしれない。

 

それから…。

ずっとこのスズメバチもいた。

 

この木はムクノキらしく、この木にキビタキがいたので見ていたら、ブーンと例のあの羽音をたてて、手の親指ほどのスズメバチがやってきたのだ。

 

そういえばさっきからずっと、カブトムシの餌のニオイがしていたことに気付く。おそらくスズメバチは樹液目的でやって来たのだろうと考え至る。スズメバチはムクノキの割れ目に入って行って、私の方へは来なさそうだったので無視することとする。

が、

しかし、

これから夏、秋に向けて、知らぬ間にスズメバチのテリトリーに入って行かないように気をつけなければならない。ま、私はビビりでスズメバチに敏感に反応するので、大丈夫だと思うけれど…。

 

ま、

それはさておきキビタキである。

 

写真を撮りつつ、双眼鏡でも観察してみた。

ずっと、ここら辺にいてくれたので、シッカリ見させてもらう。

 

双眼鏡で見ると、奥の面から段々手前に層をなすように見える。

カメラの望遠で見る景色とちと違うのだ。

何と表現していいやらむずかしいけれど、昔見た3Dに見える、飛び出す絵本のような感じで見える感じがするのである。

 

この写真で言うと、

 

カメラで見ると、奥の歯が生い茂るトコがボケていて、その手前に木があって、その前にキビタキがいるというような奥行きの見え方である。

 

でも双眼鏡だと、奥の葉っぱの緑の面があって、その手前に左にある木の面が手前に重なっていて、キビタキやとどまっている枝の面がまたその手前に重なって見えると言いましょうか。

私にはそんな風に見えていて、それはそれでとてもキレイに写って見えてなかなかイイのだ。

 

私は本格的な双眼鏡を手にするのは、このNikonのプロスタッフP7が初めてで、他の双眼鏡もそのように見えるのか知らない。

が、

 

双眼鏡で見るのもいいもんだと思うのである。

 

野鳥がいなくとも、生い茂る木をただただ見えげるのもおもしろい。幾重にも重なって見える枝葉が日に照らされて輝いているトコロもキレイなのだ。ずっと見てられちゃうのである。

 

カメラから野鳥撮影に入門した私。

撮ってなんぼだと思っていたところがある。

 

バードウオッチングなど、見ているだけで何が楽しいのだと…。

 

だが、

この二日間で思ったことがある。

双眼鏡で野鳥を観ているのっておもしろいのだ。

 

キビタキに会うまでは、普段よく見かけて、たくさん写真も撮ったこともあるシジュウカラやサギがいたので、カメラを向けずにずっと双眼鏡で見ていた。そして観察しているうちに、超望遠レンズをつけたカメラが邪魔に思えて仕方がないようになり、放り投げてやろうかと思ったほどである。

 

ま、

後にこうしてキビタキに出会うことが出来たので、カメラを放り投げないで良かったと思う次第である。

 

よくちょこまかと移動をし、よく鳴いていたキビタキ

 

ただ、もうどのような鳴き声だったか思い出せないでいる。

 

私の記憶力などそんなもんなのだ。

 

途中に、シジュウカラが朝食を見せに来てくれたので、ついでに撮った。

ついでに…なんて書いたらいつもお世話になっているシジュウカラからクレームが来そうだけれども。

 

この日に見かけたシジュウカラは、よくこのちいさな青虫みたいなのを木からほじくり出して捕まえていたように思う。

 

ということで、

2025年の4月29日に、大泉緑地公園にてキビタキのオスと出会いましというご報告は終了であります。

 

嬉しい!

 

おわり