かがやん写真館

撮ってきた写真に 言葉を添えて…。

はじめて双眼鏡を引っ提げて歩く、野鳥撮影にて思うこと…

Nikonの双眼鏡。

『プロスタッフP7 8×30』を持って、行ってきました大泉緑地公園。

シジュウカラが朝から元気に姿を見せてくれる。

 

4月の27日と29日の2回。

とりあえず使い心地などを確認しに行って来たのである。

 

家を出る前。

荷造りをしていてさっそく問題が!

 

双眼鏡を持って行こうと思ったならば、何か持って行くものを置いて行かねばならぬのである。いろいろと考えた結果。テレコンと26ミリのパンケーキレンズを置いてくことにした。

 

私は用心深い男である。

もしもの時のために、色々と持って行きたいのだ。

が、

入れるスペースがないのなら仕方ない。

 

それに、使うかもと思って持って行く物ってのは、ほぼ使う機会はなかったりする。

ただただ荷物が重くなるだけなのだ。

 

にしても、今後いろんなトコに行くことを考えると、もう少し大きめのリュックタイプのカメラバックを購入せねばならぬかもしれない。

 

そして大泉緑地公園に到着。

カメラと双眼鏡を出して、それぞれに首掛けストラップをとりつけて、まずはカメラを首にかける。というか、キチンと書くと、ハクバの首の負担がZEROフックというのをカバンにつけているので、そこに引っ掛ける。

 

そして、双眼鏡が付いているストラップもその上に引っ掛ける。

 

ふたつぶら下げると、首の負担がゼロなれど、カバンへの負担が少々心配である。

 

ま、

初めてのことである。

 

これからいろいろと改善していけばいいだけの事なのだ。

 

さっそく双眼鏡をのぞいてみる。

 

YouTubeにて、双眼鏡の使い方は予習済みである。正直、私は双眼鏡の使い方をまったくもってして知らなかった。

双眼鏡なんて、覗いてピントあわせりゃ~いいんでしょと思っていたのである。

 

しかし、

そうではなかった。

 

覗くトコをクルッとまわして、レンズと目の距離をとるようにしないといけないし、目の間隔を合わせるために、本体をくの字に折らなければならないのだ。

 

あのくの字に曲げるのは、てっきりコンパクトにカバンにしまうためにするもんだと思っていた。

 

初めて部屋で双眼鏡に触った際、眼をレンズから距離をとらず、間隔も合わせずに覗いたために、黒い影みたいなのが見えたりして…。

「なんだ?不良品んか?」と疑い、嫌悪をあらわにしてしまった。

 

後に、YouTubeで使い方を観てから、双眼鏡を覗いてみると、快適にキッチリクッキリ見えたので、ひと安心、心を撫でおろす。

 

さっそくサギがいたので、まずは双眼鏡で見てみる。

 

「よっ、おはよう」と手を振って、あいさつしているよう。

ま、足だけど。

 

双眼鏡を使うまでもなく、肉眼でもまぁまぁ見える距離なれど。双眼鏡を持っているので双眼鏡でしばらく観察。

 

このサギは、足を水底にてサササッと探るように動かしながら、歩いていた。そしてある瞬間に、水面に顔を突っ込んでゲジゲジみたいな虫を捕まえ食べていた。

水底を足で探り、逃げようと動いた虫を捕まえて食っていたのである。

 

観察をして後、記念に一枚写真を撮ると、足を上げてポーズをとっていた。

 

27日はシジュウカラとスズメとカラスばかりであった。

 

ので、スズメを双眼鏡で観ていると、数羽のスズメが勢いよくなんか争いながら飛んできた。でも、争っているのではなく、遊んでいるのかもしれない。

コレはチャンスと、カメラに持ちかえて撮影体制。

 

よく見ると、真ん中のスズメが、奥のスズメの後頭部に、くちばしを突き刺している。遊びにしては、奥のスズメの表情は痛そうに見える。

 

やはり何か争っていたのかもしれない。

 

自然界は厳しいのである。

何が原因か知らんけど。

 

そんなスズメ達を見ていたら。

周りのスズメ達も、落ち着きがないような、騒がしい感じに。

 

ふと、頭上を見上げると。

 

これは…。

カラスではない。

 

クルっと円を描きながら飛んでいたので、トンビだろうか?

ここぞとばかりに双眼鏡で確認したので、カラスではないのは明らかである。双眼鏡を持ってて良かった。

 

大泉緑地公園でも猛禽類と出会えるとはネット情報で知っていたけれど、やっとキチンと観ることが出来たのだ。過去に遠~く遠~くでそれらしきモノが飛んでいるのは見かけたけれど…。

 

カメラを向けたものの、我Z7Ⅱのオートフォーカスではとらえきれず…。

マニュアルではとてもピントを合わせられないので、オートフォーカスが適当にあってそうな時にシャッターを押してみた。

 

結果、きちんとピントが合っている写真はなかった。

トホホ…。

 

鳥認証をしてくれるカメラなら、こんなの簡単に撮れるのだろうか?

う~ん、Z8が頭をちらつく。

 

こうして、双眼鏡を持って野鳥撮影初日は終了。

この時季に観られるという野鳥には出会えなかったのであった。

 

この日はね。

 

おわり