花壇から顔を出すスズメ。
珍しい野鳥を観たいがために来ているものの…。
なかなか見つけられるものでもないらしく、スズメを撮って遊んでたのだ。
すぐそこにいるスズメを、超望遠のカメラを向けたり、長々と双眼鏡で覗いて見ていたり。
そんな私を傍から見ていた人は、きっと私がスズメを知らない奇特な男だと思い、近づかないでおこうと思ったことだろう。
とりあえず、その判断は正しかろう。
今のご時世、変な人には近づかないことである。
5月の3日と11日に、気分転換とばかりに早朝から大泉緑地公園へ行って来たのだ。
なので、今回は3日と11日に撮って来た写真をご紹介である。
先日キビタキとの出会いを果たした私は、珍しい野鳥にまた出会えたのか。
ご覧いただこう。
キビタキを撮れた興奮冷めず、3日の朝も意気揚々とチャリンコをこいで大泉緑地公園へ。
高い木の上の方で、葉っぱにしてはなんだかデケェなと思い、双眼鏡で確認して見たら黄色い頭のハトだった。
私は以前にも一度ココで目撃しおり、きいろい頭が衝撃で、速攻ネット検索で調べ、アオバトというらしいことは知り及んでいる。
それっきり見かけなかったので、たまたまそこにいただけで、どこかへ行ってしまったのだと思っていたら。またいたのである。
別の角度からも写真を1枚パシャリ。
出来ればもっと下の方へ、できれば地面へ、下りてきて巣の姿をシッカリキッチリチャッキリと見せていただき、写真におさめさせていただければ光栄なのだけど…。
アオバトはずっと高い高い木の枝の上にしれ~っと居続けるのであった。
これまた高い木の上の方にいた野鳥。
さえずりが聞こえてきたというわけもなく。
注意深く木の上の方を眺めながら歩いていたら。動くモノを発見し、双眼鏡を覗いて見たらこの野鳥だったのだ。
写真は明るくなっているけれど、実際は木が生い茂る林道内なので薄暗いのだ。肉眼だと小鳥だとしかわからないトコである。
がしかし。
今の私には19000円の双眼鏡がある。
そう!
NikonのプロスタッフP7、19000円也(税別)である。
19000円で確認をすみやかに終え、スズメやシジュウカラではないことは分かった。暗い感じのトコでも、それなりに明るく見えるのである。19000円は伊達ではないのだ。
よく見かけるそこら辺で飛び交っているスズメやシジュウカラではない!
そう理解した私。
さぁ、ココから急激にテンパる。
このチャンスを逃してはならぬとばかり、慌てて双眼鏡からカメラに持ちかえ、レンズを向ける。
幸いにして、ピントを合わすまでの時間、なかなかファインダー内にとらえられなくてもたつきまくった間、逃げないでいてくれた。
双眼鏡でのファーストコンタクトだと、ムシクイ…なんちゃらムシクイってな感じだろうかと思っていたが、この写真ではよくわからない。
ので、
えーーー?
どちらさまでしょうか?
この野鳥の写真を数枚、Googleレンズ先生にお聞きすると、1枚1枚回答が違う。なんちゃらムシクイのなんちゃらが1枚1枚違うのだ。
野鳥って、似通ったのが多くて困るのだ。
もしかするとムシクイ系ではないのかもしれない。
ま、
とりあえずシジュウカラを撮る。
かわいいもんである。
この日はトンボもよくみかけた。
シオカラトンボらしい。
シオカラトンボって、青っぽいのがそうだとおもっていたけれど、この手の色もいるらしい。知らんけど。
にしても、近所で見かけなくなったシオカラトンボ。
ココにおったんやね。
あと、イトトンボ。
イトトンボも近所でまったく見かけなくなってしまっている。
が、
ココ、大泉緑地公園にはまだいた。
トンボを撮って後、先日キビタキがいた所へ。
そしたらこの野鳥がいた。
これまた高い木の上の方にいたので、小さくしか撮れないのが悔しい。
テレコンも持ってはいたけれど、iso感度がどえらいことになりそうなので、挟まなかった。
トリミングその1である。
この野鳥は…、ヒタキ系列のメスなのだろうか?
トリミングその2である。
Googleレンズ先生に質問してみると、先ほどのなんちゃらムシクイよりもあてにならない回答を繰り返す。
ま、
とりあえず珍しそうな野鳥の写真が撮れたので、ヨシとす。
日は変わって11日も早朝から大泉緑地公園へ。
この日は、ムクドリの姿が以前よりも多く見られたのだ。
ココへ来るまでの道のりでも、なんどもムクドリを確認している。
いつもキーキー騒がしく飛び交っているヒヨドリの姿と、メジロの姿は見られなかった。
いつももっとくちばしが太いカラスがいるのに、くちばしがそんなに太くないカラスがチラホラいた。ので、一応写真を撮る。
ハシボソガラスであったるだろうか?
きっとあってる。
知らんけど。
カラスはカラスなのだけれど、くちばしが細い方がカッコイイ気がする。
シジュウカラは今日も元気に活発に活動していた。
聞き覚えのない鳴き声がするも、姿を確認することができない。
とても残念だけれど、ドコで鳴いているのかわからないのだ。ちょこっとでも動いてくれるとまだわかるのだろうけれど…。なかなか上手くいかないのだ。
私の周りを行ったり来たりするシジュウカラ達を撮っていて、またシジュウカラが飛んできたと思っていたら、キビタキだった。
先日に出会った所とは違った場所である。
本当にキビタキなのか確認していただくために、トリミングをしてみて気づく。
ピントが目にあってなかったのだ。
なぁ~~~にぃ、やっちまったなぁ!である。
自然公園の林の中、高いところにいたキビタキ。被写体が小さく、少々暗めだとはいえ、無念なのだ。しっかりマニュアルで微調整できたと思っていたのにぃ。
こういう時でも、最新型の鳥認証してくれるオートフォーカスならば、目にピントをあわせてくれるのだろうか?最新のカメラに頼らねばならないのか?
ドリームジャンボ宝くじに期待である。
このキビタキの姿を拝めただけでヨシとせねばなるまい。
5月11日も、大泉緑地公園にキビタキのオスはいるという事をココに書き残しておこう。
ああ、
鳴き声で瞬時に居場所を特定できる能力を身に着けたいのだ。
おわり