かがやん写真館

撮ってきた写真に 言葉を添えて…。

明日香村テクテク歩記その9

飛鳥寺にて。

飛鳥大仏こと釈迦如来坐像。

 

日本最古の大仏様であり。写真撮影を許してくださっている唯一無二の大仏様。

顔は真正面を向いていないらしく。聖徳太子が生まれたお寺の方を向いているそうである。知らんけど。

 

 

飛鳥寺へは、甘樫丘展望台へ行った時よりもさらに前。

去年である2022年の11月3日にテクテクと橿原神宮前駅から歩いて行った。

 

NAVITIMEによると、距離にして2.7キロらしい。

私的になんなく歩ける距離である。

そう、山道でかつ上り坂でなければ。

舗装された平道であるならば、要所要所信号にひっかかるそのたびごとに、ヒンズースクワット20回しても、何ら問題なく到着することが可能なのだ。絶対にしないけれど!

 

ただ、

知っている道と知らない道の約3キロというのは、疲れ方が全く違ってくることは、皆さんも体験がおありのはずなのだ。こないだ来たときは疲れたけれど、今回は楽だったな、みたいな…。

 

でも、

昔と違うのは、NAVITIMEなどの生き道を案内してくれること。

とても便利な世の中になったものなのだ。

 

私の性格上。

「まぁ、方向的にコチラだろうそうだろう」と、ナビに従わず、己の直感を信じてドンドンガンガン突き進み。

 

よくNAVITIMEに「進行方向からそれました」とか「逆走しています」的なことを言われるけれど、そこいらへんが私の愛敬であろう。

 

まったく関係のない道を突き進み。その時は結果、ただただ遠回りして疲れただけに終ってしまうが。後に別のルートで別の場所へ向かう時。これはあの時のあの道この道だ!なんてことがあったりして、役立つこともなくはないのだ。

遠回り万歳!これぞ旅の醍醐味!である。

 

なので、時にはナビを無視し、間違いを恐れることなく。我が道を信じてゆくことを強くおすすめする。猛烈に後悔することもあるので、そこのところも頭の片隅に入れといてほしいのだけれど。

 

 

飛鳥寺前。この時もよく晴れていたことを、写真を見て思い出す。

 

このお寺にも、弘法大師さんがいらっしゃる。

たしか一番右が弘法大師さんで、センターに大日如来さんと、右に不動明王さんであっていると思う。仏壇の並びと同じだったと認識しているが、はたしてどうだろう。

 

キチンと弘法大師さんのお堂?もあるのだ。

南無大師遍照金剛

 

 

そして奥へ進むと、蘇我入鹿首塚がある。

首塚の向こうに見えているのが、甘樫丘展望台である。

 

本当に良い天気だったことがわかる。

 

拝観料はいくらかもう忘れてしまった。

3ケタの金額だったかなと…。間違いないのは、1万円はしなかったことだ。これは自信をもって書いて残せる真実なのだ。

 

中に入ると、飛鳥大仏さんの両サイドにも像があって、お寺の方がお話してくれていた。5分10分ほどのお話を繰り返してらっしゃるようだ。基本、この話が終わって、人が入れ替わる間、皆さん写真を撮るようである。私が中に入ると、話の途中だったので、写真撮影を許されていることをいいことに、写真を撮りまくっていた。

 

結局、写真を撮りたかったので、お話を2回半聞いていたことになった私。皆さん1回聞いたら写真を撮ったりして後、移動するので、お寺の語り部の方は私をどう思っていらしたのだろう。まさか「早よ行け」とは思っていまい。「同じ話を繰り返してるのがバレるなぁ」とは思っていたかもしれないけれど。

 

私の方はとてもお話上手な方だとは思った。

 

といういことで、沢山、それはもう沢山写真を撮ったのだけれど。

 

帰って来て確認すると、どれもイマイチ。

ガッカリすることになった。

 

ので、

また近いうちに飛鳥寺へ行きたいのだ。

次は10回以上お話をきくつもりで、お話とお話の間、焦らないでシッカリと撮影したいものである。

 

つづく