五月三日快晴。
タイガーマスクのオープニングのことを思い出す。
エッチラホッチラと上がって来た階段を、ヤットコセヨットコセと下り、本堂の方へ向かった。
するとこじんまりとしつつも、しっかりと存在感がある虎さんたちにであったので、写真を撮らせていただくことにした。もちろん写真を撮る前に、賽銭箱へお賽銭することは忘れてはいない。写真を撮らせていただくことのお断りと、阪神タイガースがなんだかんだあって後にリーグ優勝そして日本一になりますようにとお願いしておいた。
しばらく眺め。
お許しが出たのではないかなと、勝手にくみ取ったので、皆さんそろって写真をパシャリ!パシャリ!パシャリ!パシャリ!
皆、良い顔をしているのだ。
一番奥のトラが勇ましく吠えているのを見ると。
「お前はトラだ!トラになるのだ!」という声が聞こえてくるとか来ないとか。
私は「タァーーッ」とその場を後にする。
なぜにこのお寺は虎なんだろう?
ココの御本尊の毘沙門天王がトラに乗ってこの場へ降臨したのだろうか?
気になったのでちょこっと調べると。
聖徳太子さんが、寅の年、寅の日、寅の刻にお参りし、ものすごい御利益を得たそうである。へぇ~。
どこのお寺に行っても弘法大師さんにお会いするけれど、聖徳太子さんもいたるところでお会いする。そんな気がする50歳であった。
ということで、まだ本堂にはたどり着かないのでこの話はまだつづくのである。