2023.1.29
甘樫丘展望台からの眺め…、のはずである。
ゆっくりと眺めていた記憶が微かに残る。
まさかのこのタイミングで前回のつづきである。
その6をアップしてからもう何日過ぎたことやら。
続きを書かなくちゃ、あげなくちゃ、と思いつつも放置状態となってしまっていた。
これは私の悪い癖が原因である。
私はなんでも楽しくやっていることがあると、終盤になってきた頃、どういうわけだか急にやらなくなってしまうという癖があるのだ。
例えばゲーム。
ドラクエなんかでも楽しんでプレイし、なんならメインストーリーとはまったく関係のないところで時間を費やしたりして、のめり込んで行くのであるが。ストーリーの流れ的にもう終わりが見えてきたぞ!もうラスボスと対戦するぞ!となった段。
この楽しい時間が終わってしまうという残念な気持ち。
このワクワクがもう終わってしまうということを受け入れられないマイハート。
するとどうしたことでしょう。
昨日まで楽しくプレイしていたゲームをまったくやらなくなってしまうのである。
終わりが見えると急に冷めてしまう。
これが私の悪い癖なのだ。
で、
このテクテク歩記も、あと甘樫丘展望台の写真を載せて終焉となるはずだったけれど、そのまま放置となってしまっていたのだ。
でで、
正直なところ前回まで話の流れや、行った時の記憶が、ウルトラミラクルスーパーアイマイマインドということで、ざっくりとしかお話しできないことを、ここでお詫び申し上げます。
ただ、私のメモ帳によりますと。
って、まぁ、このメモ帳も一応ドコに行く時でも持って行き。ちょこちょこと思ったことや出会ったことなどを書き残しているのだけれど、基本面倒になってしまい。書いてあることと言えば。出発日時と天気ぐらいなことが多く。たまに早朝から餃子の王将で餃子をテイクアウトした時に詰めてもらえるあの紙のケースを20箱ほど持っている人などを見かけると、朝7時過ぎから餃子何人前食べるねんみたいなことをメモっていたりするぐらいなのだ。
んで、そのメモによりますと。
朝の10時に甘樫丘展望台に到着して、昼食と書き残っておりました。
そう!
そうだ!
これを食べたのだ!!
昨晩の筍ご飯が残っていたので、適当に握って持って来ていたのを食べたのである。
普段おにぎりなんて握らない。
私の料理なんてものはインスタントラーメンを作ることぐらいである。そんな漢がおにぎりを握って持ってくるという奇跡。
この奇跡を起こすことに、結構な時間を費やしたことを思い出した。
筍ご飯をラップにくるんで握ればええんではないか、楽なんではないか、やってみようではないかという流れに。
実際に、左手のひらにラップを載せ、そこに熱々の筍ご飯をジャーからよそぎ、熱い熱いとなること必然なるも、ここは漢であるからしてグッとこらえてガバッと右手を左手に重ね。グイグイグイグイ握ろうとするも、やはり熱い。だもんで一度ブレイクだとばかりに、中途半端に握られた筍ご飯をテーブルに置こうとするも、どういうわけだかラップが破けており、左手のひらには全て置いたはずの筍ご飯がビチャビチャとついて残っていた。
ラップって熱に強いんじゃないのぉ~ってぼやきながら左手についた筍ご飯を食べ熱から回避。
ラップ。
なぜ破れたのだ。
熱か?
やり方か?
そう思いめぐらせながら。明日香村へ向かったあの日。
2023年1月29日の話である。
そしてまだ話は終わらないのであった。
つづく