かがやん写真館

撮ってきた写真に 言葉を添えて…。

合点がいった

まん丸い和菓子が、

木の実をついばんでるのかと思ったら。

メジロだった。

 

いつも姿を見せてくれて感謝!

大泉緑地公園にて。

 

この写真を撮ったのは、1月8日の成人の日。

成人式と言えば。私も30年前に行ったことを思い出す。皆が晴れ着で来ている中。普段着で参加したこと…。我ながらひねくれていると思うと同時に、だから私であるのだろうと思うトコロもあったり…。やっぱり恥じてみたり…。

ま、

悪い人間ではないけれど、常識人ではない。

それが私なのだろう。

知らんけど。

 

ちなみに成人式での思い出と言えば他に、年金をキッチリ払いましょうと釘を刺されたことしか覚えていない。

 

ああ、記憶がどんどん抜け落ちていくのがわかる。

…。

…。

 

はい!

話を大泉緑地公園に戻す。

 

この日は、来て早々に、アトリの出会い。ツグミシロハラみたいな野鳥などに出会え。なかなかの収穫を得たので、年が明けて良い兆しだとニンマリ。

もう帰ろうかと思ったけれど、シジュウカラメジロが、姿をみせて遊んでくれそうだったので、ピント合わせの練習になってもらった。

 

のち、

いつもの野鳥観測ポイントへ。

ココはいつも大きなレンズを付けたカメラを三脚でシッカリキッチリ支え、人工の川のちょっとした洲の方に向けてる人がチラホラいる。きっとココの常連さんに違いない。

 

が、

いつも同じトコにいる人がいて。

ま、

いつも同じ人かどうかはわからない。

とにかく、そこにいつも人がいる。

 

私は、もう満足していたので。石のベンチに腰を掛けてぼんやりと川の方を見つめていた。前に茶色い小鳥を見かけたポイントである。その時はカメラをバックパックにしまってしまっていたため、取り出すのに手間取り、そのうちに茶色い小鳥は何処かへ飛んで行ってしまったのだ。

 

また来たらええな、そう思いながらベンチに座ってぼんやりしていた。

 

すると!

するとである!

 

いつも三脚を据えて、何かを狙っているであろう常連風の人が、三脚を持って、中洲の方へ、石を足場にポンポンと渡っているではありませんか。

 

あんな超望遠レンズを担いでの川渡り。

足を踏み外し転んでしまったら、高額レンズにきっとフラグシップクラスであろうカメラの損壊は、ずぶ濡れになるよりも痛いはずである。

 

なのに。

常連ベテラン風の方は、躊躇なく移動していたのだ。

 

ん?

という気持ちで常連野鳥撮影ベテラン風のおじさんを眺め、カメラを向けている方へ目を移すと、その先に缶コーヒーBOSSのレインボーのようなモノがあった。

 

ゲッ!

カワセミやん!

 

そうか!

いつも皆さん、川の方にカメラを向けて三脚を据えていたのは、カワセミを狙っていたのか。

私はココで合点がいった。

 

と同時に、私もカメラを向ける。

もちろん他の人に迷惑にならぬよう、ソロリソロ~リと行動。

 

ま、この時にカワセミに気付いたのは、カワセミを発見した常連野鳥撮影ベテラン風のおじさんと、おじさんの行動を離れて見ていた私のみ。

 

ココで下手に私が動いて、カワセミを逃がしてしまうわけにはいかないのだ。

 

撮った写真を引き伸ばしてみる。

 

これは、間違いなくカワセミ

Googleレンズ先生に教えてもらわずともわかるのだ。

 

この後。

カワセミは獲物を捕らえるべく、川面へ突っ込んでいった。

その瞬間をとらえることなど私にはまだまだできない。

おじさんは撮れたろうか?

 

こうして私は、いつかきっとカワセミのええ写真を撮ってやろうと思いつつ帰路につくのであった。

 

ああ、うれし楽しハッピー!

 

おわり