かがやん写真館

撮ってきた写真に 言葉を添えて…。

大阪城梅林 2024.2.4

咲き始めたという報道を聞き。

大阪城梅林へ。

見頃はまだ先のよう。

だがしかし、梅を観ようとそこそこの人がいた。

聞こえてくるのは外国語がほとんどであった。

ココの梅林は特に外国の方が多い印象である。

 

ほとんどの梅がご覧のような咲き具合だった。

 

本当のところ今日は雨でムリかなぁと思っていた。

晴れ間が見込めた土曜日に来たかったのだけれども、仕事とあっちゃ~あきらめざるを得ないのであった。

 

ココロから思う。

土曜日も休みになぁ~れ。

 

ということで建国記念日あたりにでも行って見ようかと思っていたところ。雨は夜中のうちに止み。掃除を終えた9時前には、うっすらと日差しも差し始めた。

日頃の行いがイイとこんなもんである。

 

雲は多いが、晴れ間も望めそう。

ということで、慌てて支度を始めた。

と言っても、万が一ということを想定し、ある程度の支度は準備完了していたりする。

日頃からなんでも下準備しておく癖をつけておくとこうなるのだ。

 

梅を愛でることが目的であるが、本命はジョウビタキに会うことだったりする。

他のブログさんで、ジョウビタキの写真を見かけたりするので、そろそろ会えるかなと思っていたのだけれど、まだ見かけないのだ。

 

まだ野鳥に興味がそれほどなかった去年までは、この梅を愛でに行くと、メジロジョウビタキを見かけることが多かったので、今シーズンもそのタイミングで出会えるだろうと考えていたのである。

 

しかし、いざ、大阪城梅林へ来てみると。梅はまだ咲き始めという具合だし。その割には、人が多いし、野鳥の姿はまったく見かけなかった。

 

ぐるりとひと回りするも、飛んでいるのは…。

 

こんなトリみたいなモノしかめにつかない。

 

諦めるわけにはいかない。

私はおかわりをする。

 

まだまだ全体的にスカスカ感が否めない現状では、メジロジョウビタキがやってくるほどではないのかもしれない。

 

あきらめムードで歩いていると、ぽつ~んとそこにたたずんでいるモノを発見。

 

ん?

枝に醬油差しがのっかってるのか?

 

アッ!

 

モズや~~~ん。

野鳥を撮り始めるようになって。

初めてのモズ。

 

モズなんてすぐに見かけるだろうと、大泉緑地公園なんかにも出向いているわけだけれど、まったく見かけない。大阪市のシンボルかなんかになっているから。簡単に出会えると思っていたのに、見かけなかったのである。

ま、

気付いてないだけかもしれないのであるが。

 

モズって、メジロやらシジュウカラと同じぐらいの大きさかと思っていた。でも実際に見た感じで言うと、ひとまわり大きく感じられた。

 

ありがとう。モズやん。

今回、ジョウビタキには出会えなかったけれど。

モズやんに出会えたので良しとす。

 

時刻が11時示しお昼に近づくにつれ。

段々と人が増えていく。

 

ので、梅林から離れることにした。

 

梅林から駅へ向かう途中で、ジョウビタキを見かけるかもしれないと期待をしながら歩いていたが。結局出会うことはなかった。小道の藪の中で、シジュウカラメジロを見かけたけれど、暗いしジッとしてくれないし…。大泉緑地公園でいつも遊んでもらっているから。無理して撮ることもないかとカメラをおろす。

 

そして、

カメラをしまおうかと思ったその時。

 

私の後方で枝が落ちるのがチラリと見えたので、枝が落ちたトコの上に目をやると、すぐさま鳥が飛んだのだ。

 

私の目線が、眼光が、眼差しが、あまりに鋭くかっこよかったのだろう。

たまらず鳥は移動せざるを得なかったのだ。

 

ハト?

飛び立つ瞬間をとらえた私の幼気なまなこ。その鳥はハトほどの大きさのようにも思えたが。くちばしがどうもハトっぽくない。

 

移動した先はそれほど遠くなく。

まだ目で追える距離であった。

老眼が進んでしまい手元は霞んでハッキリしないが、遠くはまだまだシッカリキッチリパッキリと見えるのだ。見た目は不細工だけれど、視力はイイのである。

 

ゆっくりとカメラを向けてとりあえずパシャリ!

ハトじゃないよね?

 

なんか風格が違うもの。

 

場所を変えてもう一枚、パシャリ!

コレ、ぜったいにハトではないよね?

 

ということで後にGoogleレンズ先生に教えを乞う。

Googleレンズ先生は第一候補として、ハイタカだと教えてくれたけれど、生息地域をみてみると、なんか違う様な…。

 

で、第二候補のツミではないかと私は思うのだけれどどうだろう。

私が持っている野鳥図鑑で確認しても、やはりツミだと思う。

ツミのメス。

 

ツミは日本で一番ちいさいタカの仲間なのだそうである。

猛禽類も撮りたいなぁと思っていたので、うれしい。

 

でも、

ハトじゃないよね?

ツミやんね?

ハイダカではないだろう。

 

ま、

とりあえず。

私のアルバムに、新たな鳥が加わったのだ。

 

ジョウビタキはおあずけである。

 

おわり