ずっとずっと、
メジロは梅が咲くころしか見かけないと思っていた。
けれど大泉緑地公園を訪れると、
毎回、ちょっとだけ顔を見せてくれる。
正月の三日あたりから喉に違和感。
四日から本格的に喉がイガイガしくなり。
鼻水がドゥビドゥバ~となる。
ので、出かけるのを控え、次の日の初出勤にそなえる。
が、
風邪は治ることなく。発熱していたら休んで、病院へ行こうと思っていたけれど。微妙な微熱しかなかったので、出勤することにした。
ということで、
金曜日の四日と土曜日の五日は仕事だったのだ。
体調は万全ではなかったけれど、何とかこの二日間を乗りきった。
風邪気味な時は、家でゴロゴロしているよりも、外に出て働いている方が良い気がする。ま、高熱だったら話は別である。
でも、
若かりし高校生の頃は、発熱があってもしっかり食べて、長距離を無理せず走り。汗を流して直すということを実行し、それで完治していたのだから若さって良いもんである。
今現在では批判的である根性論。効率は悪いかもしれないが、根性論も悪いことばかりではないと思う。
そんなこんなで、
今年に入って初日の出を撮り逃してから、まだ写真を撮りにくことが出来ないでいた。
今年最初の日曜日。
体調は万全ではないものの。写真を撮りに行きたいという気持ちが強く。
最近よく行くようになった大泉緑地公園へ向かった。
今日は体調のこともあったので、ぐるりと一周せずに、小川が流れているトコあたりをうろつくことにした。
しかし、
全く撮れない。
鳥を見かけても、なかなか撮ることが出来なかった。
今日はダメかな…なんて思っていると、バッテリーが切れかかっていた。
私はムンズと大きなリュックを下ろし、バッテリーを交換していると、シジュウカラ達が飛び交っていたのに気づいた。
そうである。
ずっと川の方に向いて探していた私の後方で、小鳥たちは戯れていたのだ。
ココへ来ると、いつもメジロとシジュウカラが遊んでくれるのだ。
他にも色々な種類の小鳥がいるはずなのだけれど、なかなか撮れないでいる。
収穫が全くなかった私は、今回もまたシジュウカラの写真を撮りまくる。
今日はやけに元気で、なかなかとどまってくれなかった。
が、
これはよい練習になるのでありがたいのだ。
サンキュー!シジュウカラ!
小鳥の水飲み場も発見できた。
おお、こんなところにこんなモノがあったのかと喜んでいると、頭上にハトらしき生き物が一羽飛んできて止まった。
なんや~。ハトかい。
と思っていたのだけれど、なんかずっと見てたら、頭が黄色いではないか!
アレ?
頭以外も黄色いような?
でも、アレ、ハトよな?
頭が黄色いハトみたいなもの…。
ええっ!と驚きつつ写真を撮ろうとするも、なかなか撮れない。目視は出来るのであるが、ファインダーを覗くとドコにいるのやらわからなくなってしまうのだ。
そしてやっと撮れたのが先の写真なのだ。
我ながらガッカリの写真である。
けれど、確かに頭が黄色いのがご覧いただけるだろう。
私はこの時、新種か何かかと思っていたけれど、ネットで調べてみたらこういうハトがいるらしい。どうやらアオバトというのだそうだ。黄色いのにアオとはこれいかにである。
コゲラっちょもちょこっと姿を見せてくれたので、パシャリ!
今回も目新しい野鳥と出会えなかったけれど、よい練習になったのだ。
おわり