高野山駅から見下ろす
2022年の10月1日に高野山へ行った時の話のつづきである。
御廟で空海さんにご挨拶を済ませ。
線香の煙の中。
まったり座ってこの空間の一部となり。
ゆったりと時を過ごし無の人となる。
私はココが好きだ。
人が少ないので慌てることもないけれど。いつまでもココにいるわけにもいかないような気がしたので、その場を離れる。
帰りは奥の院のバス乗り場がある方へ行ってみる。
国道に出てからは、奥の院を沿う様な感じで道を歩いた。
が、
この選択は間違いであった。
お昼前で天気が良かったこともあり。日差しに照らされて歩いていると少し汗ばむし。なんか発見があるかなと思ったけれど、何の発見もなく。結局お土産屋さんが並ぶ道に出るまで、遠回りすることになって。無駄な体力の消耗をしてしまった。
けど、
ま、
ダイエットと思えば許せなくもないのだ。
この程度で、私のポッコリお腹さまが、観念するこたぁないのが非常に残念である。私はポッコリと出ているお腹さへなくなれば良いだけなのに。どういうことかこの中年のポッコリさんは図太い。しっかりと割れていた20代前半が懐かしいのだ。あの頃はどんなに食っても、ポッコリお腹は食後しばらくすれば、ほっといてもへっこんだのに…。
食っても食っても太らないのが悩みだった10代。
そんなに食っているわけでもないのにポッコリが止まない40代。
来年でいよいよ50代に突入する。
不安しかないのだ。
まだ何処にもお婿さんにいってないのに!
こんなポッコリじゃお婿さんに行けないのである。
ま、
それ以前の問題が山積みなのであるけれど…。
えーと、ココに独身男性が残っているんですけど。どなたかご入用ありませんか?
ここまで売れ残っているので何かしら欠陥があるかもしれませんが。ご入用ありませんか?
ありませんか。
そうですか。
失礼します。
おわり
って、
ここで終ってはいけないのだ。
今回はこの時に高野山で買ったお土産を紹介して。話をしめようと思っていたのである。
高野山に来ると必ず買うのがごま豆腐。
生ごま豆腐というのを、専門店で買って帰りたいと思うのだけれど、賞味期限が生だけに短く、持ち帰ったら即食すことを義務付けられてしまうので、まだ手を出していない。それに人気があるので、いつも多くのお客さんがいるので、買って帰る気になれないのもある。
ということで、いつもお土産屋さんでパック詰めされたものをご購入している。
と、
これでお土産購入は完了なのだけれど。
お土産屋さんはどこもガラガラで、開店休業状態が痛々しく思ってしまった私は、他にも買って帰らねばと思い。店内をウロウロ。
ありきたりであるけれど、饅頭を買う。
それから高野山の公式キャラクターである『こうやくん』のキーホルダーをご購入することに決定!
して、写真がコチラ!
かわいいのひと言である。
可愛らしさの中に、お地蔵さんに通ずる慈愛みたいなものがその笑顔から見てとれる。
オレンジ色の笠も色鮮やかで高貴さを醸し出し、てっぺんを黒にしていることでアクセントとなり引き締まった感が想像を絶する。これは宇宙だ!否!笠の中の笠なのだ!
それからひとつ。
メインのこうやくんの存在感の邪魔にならないように配置された鈴。
エクセレント!
しかもこの鈴は、私が歩くたびごとに、律儀にキチンとバッチリ「チリン」となるのだ。この鈴はいい仕事をしてますねぇ。このこうやくんをカバンに付けて行けば、山中でイノシシなどに会うこともないだろう。
そして大きさは、こうやくん本体だけだと2センチちょい。
何処に付けても邪魔にならないという。
有難い設計なのだ。
すこし遠目で見てみるとこんな感じ。
もう、こうやくんの可愛らしさにしか目がいかないのだ。
こうやくんをぶら下げておくための重要な紐部分も凝っていて。
白と赤のめでたい、非常におめでたい色で編まれている。
なんだか、深い理由はないのだが、ご利益がありそうでならない。
紐を伸ばした状態がこちらである。
皆さんも、高野山へ行った時には、このキーホルダーのご購入を検討してみてはいかがでしょう。
価格は、
か、価格は、
えーーーと、
忘れてしまったのだ。
でも壱萬円はしないと思うので、
是非お買い求めください(笑)
ということで、長く続いた高野山をぼんやり歩くシリーズはこれにて終了。
おわり