かがやん写真館

撮ってきた写真に 言葉を添えて…。

夏は向日葵

空にサンサンと輝く孤高の太陽。

地上では太陽のように咲いているたくさんの向日葵たち。

夏らしい風景をもとめて今日もお出かけ。

 

 

お休みの日曜日が近づくたびに、山歩きに行こうかとウキウキしてくる。

が、

この猛暑。

 

普段室内で仕事している人間がはたしてこの猛暑の中を山歩きして大丈夫なのかという危機感もあり。結局、山歩きすることはなく、涼しいところへ買い物へ行ったり、新しい自転車でご近所をウロウロしたりして過ごしていた。

 

そして本日。

長居公園の植物園でヒマワリウィークなるものが開催中というのを知り。ご自慢の新しい自転車をコギコギはるばる長居公園へ。

 

植物園は9時半から営業ということで、10時頃に到着するように家を出たのだ。

9時半の開園前から50歳の独身男が開くのをワクワクしながら待っているという光景は、私が笑顔であればあるほど、そこはかとなく悲しく見えてしまうのではないかという懸念も…。

 

幸せそうな4人家族。

今年小学校へご入学した長女が私を指さして言うのだ。

「あのひと、ひとりだね」

賢明な母は言う。

「見ちゃダメ」

まだまだ幼い弟は泣きながら父に抱き着く。

大丈夫だよと大丈夫だよと優しい言葉をかけながら長女も抱き寄せ。

この日、楽しみにしていた植物園のヒマワリを、最悪のコンディションで見ることとなってしまう。

 

などということは避けなければならないのだ。

幸せな家族を悲しい気持ちにさせたかぁ~ないのである。みすぼらしく見えていても、私はジェントルマンなのだから。

 

ということで、10時頃にご来場。

向日葵がたくさん植えてあるエリアへ向かっていると。

あまり見たこともない向日葵を発見!

 

これって…。

向日葵ですよね?菊じゃないよね?ヒマワリだよね?

 

みんなそろって並んで東の方を向いて咲いていたのだ。

天気が良いこともあってか。ひとつひとつが輝いているように見えるではないか。綺麗なもんである。

 

日が当たるところは灼熱地獄であるけれど。木陰を歩いているとずいぶんマシだった。

ま、暑いのだけれど。

 

そしてヒマワリエリアに到着。

 

思ってたよりもたくさんのヒマワリが目の前に広がり。

思っていたよりもはるかに多い人出であった。

 

向日葵を見に来る人がこんなにもいるということを今日初めて知ったのだ。

ま、カメラ活動を再開させるまで、花に何の興味もなかったから知らなくても当然である。

 

にしても、開園直後30分でこの賑わいなん?という感じであった。

他のエリアも散歩テクテク歩いてみたのだけれど、ヒマワリエリアに人が集中している状況であった。

 

超混雑ということもなく。ま、ま、おのおの好きなように写真が撮れる程度の混み具合いでありました。

 

本当はもっと広角に撮った写真もあって。良い感じなのだかれど。広角で撮るとどうしても人が写りこんでしまって。このブログに載せるのはやめておくのである。他人の顔にモザイクするってのも、あまり気が進まないのだ。

 

なのでどうしても寄って撮ることしかできないのだ。このように。

 

 

向日葵に蜂がとまっているトコを撮りたいと思っていたら。

 

クマゼミ?がとまっていらっしゃったので激写したのだ!

ちと、休憩していたのだろうか?

めちゃカメラを近づけても逃げることなく撮らせてくれたのだ。

ありがとうゼミ。

 

 

で、

一応は蜂と向日葵のセットが撮れたのである。

しかも、クマンバチとミツバチのツーショットなのだ。

ま、

正面から撮れなかったのが残念なのだけれど。

 

 

あと、向日葵のうなじも撮っていたのだ。

たくさんのカメラ持ちが向日葵を撮っているが。まさか裏を撮っているカメラマンはいまいと、虚をついたつもりで撮ったのであるが。

私の他にも、撮っている人がひとりいたのだ。

 

変わった人もいるもんである。

 

そして最後に、

 

ほとんどの向日葵たちが、東の空に向いているのに、逆の方向を向いている向日葵を見かける。

なんだか世間と私の関係のようで…。

親近感が芽生えたので、記念に写真を撮ったのである。

 

変わりモノかもしれないが。なんかあったときなど。こういうのが案外生き残ったりするのだ。

ま、

逆もおおいにあるのだけれど。

 

ということでええ天気の中。

向日葵をたくさん撮ることができたのだ。

 

おわり