かがやん写真館

撮ってきた写真に 言葉を添えて…。

聖地高野山をぼんやり歩く…5

高野山 大門 2022年10月

 

 

 

ご覧いただいた写真は大門を横から撮ったモノである。

 

大門の写真を撮ろうと思ったならば。

門らしく見えるように、大門であるとわかるように撮るのが普通であろう。

観光写真としたならば駄作である。

 

それがわかっていてのこの写真…。

そうなのだ。私は変わり者である。

 

にしてもあの木の組み具合。

どうやったらああいう風にできるものなのか。デザインとしてああしているのか、ああいう風に組まないとキチンと建てられないのか、知識のない私にはわからないが、スゴイなぁと素直に感じることができるのだ。職人技にあっぱれ!

 

 

テクテク歩いて大門に到着。

私がこの写真を撮りまくっていた頃。すぐ横に大門行きのバスが到着して、パラパラと人が降りてきた。

 

降りてきた人たちは、写真を撮っている私と不思議そうにチラリと見て、さっさと大門の正面へ歩いていく。

誰ひとりとして、私が撮っているトコから、写真を撮ろうとする人はいなかった。

ま、そうでしょうよ普通はね。

 

通り過ぎてく人たちを見送ってから。私は再びこの場所で撮りまくった。撮りまくって選りすぐってこの程度の写真である。

世界で超有名の写真家さんが、体調不良になり自暴自棄になってどういうわけだか、この写真を大絶賛してしまう、な~んてことでもない限り、誰もこの写真をほめないであろう。

 

へそ曲がりな写真、私は好きだけれど(笑)

キレイに撮れてるのになぁ。

 

 

 

さぁ、門をくぐって次に向かうは壇上伽藍。

 

しばらく留まった大門を後にして、来た道を戻る。

 

おわり