10キロ圏内ならば、
私は迷わずチャリで行く。
というワケではないけれど、
私はやっぱりチャリが好きなのだ。
この日も河川敷の堤防で、被写体を求めさ迷っていた。
場所を変えようと、自転車のある所に戻る時。
ふと見上げると。
私の自転車が、青空をバックに、悠然と私を持っている姿が目に入った。
そのたたずまいに、思わずシャッターをきった。
「さぁ、まだまだどこまでも行こう」と、自転車が前を向いている姿のように思えて、私の心が動いたのである。
「よし!行こう」
と思った私であるが。
ハラが減ったので、そのまま帰宅するのであった。
チャリンコは、頼もしい私の相棒なのだ。
おわり