本日、9月21日。
中秋の名月を写真に撮ろうと思い。
近所の河川敷へ向かう
だけれども空は雲に覆われていて。雨がぱらつきだした。
月はきっと見えないだろうと思いつつも。
わずかな期待。
日頃の強運を信じ。堤防の階段を一段一段確実に上がっていった。
が、
案の定、月が顔を出す方角も雲に覆われており。
どんよ~りしていた。
やっぱりだめかぁとガッカリしつつも、私は心底ガッカリしてはいなかった。
それはなぜか?
それは、見事な虹が出ていたからである。
本当は虹の架け橋全体を写真に撮りたかったのだけれど。今日は月を望遠で撮る気満々だったので、広角レンズを家に置いてきてしまい。虹全体を撮ることが出来なかった。
なんたることだ!
普段用意周到の私が!
失態である。
反省なのだ。
けれど、
ま、
そんなこともあるので、気を取り直し、虹の写真を撮った。
空に広がるどんより雲は、
きっと私に悪いことをしたと思ったのだろう。
月を隠してしまったお詫びに、見事な虹を見せてくれたのである。
どんより雲よ、
ありがとう。
頭の中では、完全にアウトだろうと思っても。
行動に起こしてみるもんだということである。
おわり