
2025年10月4日、我が家にて。
窓を開けたらそこにウスバキトンボがいた。
オニヤンマ君と虫よけを何とも思わないのか?
そもそも効果がないのか?
見ててなんだか微笑ましく思えてくる光景である。
が、
オニヤンマ君が本物のオニヤンマだったら、捕らえられてしまうやもしれないのに…。
とってもチャレンジャーなウスバキトンボなのだ。
土曜日が休みになったので、彼岸花を見に明日香村まで行こうかいなぁ~と思っていたけれど、あいにくの空模様…雨がちな一日となりそうなので、ひとまず家のことをやりきって次の日の日曜日に賭けることにした。
ま、
日曜日も同じような天気で、結局近くの買い物以外出かけることはなかった。
くやしい。
せっかく連休になったのに。
先週はあんなに晴れていたのに。
でも、
まぁ、
私は強運の持ち主なので、この連休はきっと遠出しない方が良かったのだろう。家で過ごす方が、私にとってラッキーだということなのである。
家にいる時には、なるべく閉め切って過ごしたくないので、そこいらじゅうの窓を開けて網戸にするのだけど、そのときにふとベランダにいたウスバキトンボが目に留まった。
珍しい来客である。
近くにオニヤンマ君がいるのに…。
ウスバキトンボは、オニヤンマ君がニセモノであると気が付いているのか?
とりあえず私は急いでカメラ(NikonのZ7Ⅱ)と180-600ミリ望遠レンズを取り出して写真を撮った。
幸いにして、ウスバキトンボは逃げる気配はないようであった。

ちょっと近づいて写真を撮らせてもらう。
虫よけをつるしているのだけど、蚊とハエ以外にこうかはないのだろうか?
うん。
きっとトンボには効果がないのだろう。
まぁ、トンボならいてもらって全然かまわない。
数百匹が群れてうごめいていたならば、ちょっと嫌かもしれないけれども…。
近づいても逃げないので、望遠レンズから105ミリのマクロレンズに替えて、もっと近づき、網戸も明けて近寄ってみることにした。

この時、手が届く範囲内である。
すぐそこにニセモノのオニヤンマではなく、モノホンの人間がいるのだが…。
逃げないウスバキトンボ。
近くにいる大きなトンボが逃げないから安心しているのだろうか?
どういうことかしれないが、しばらくこの光景を眺めてたら、スーーっと飛んで行ったウスバキトンボ。
雨で出掛けられず、写真を撮りにいけなかったけれど、面白い光景を見られたので良かったのだ。
これでいいのだ!
おわり