かがやん写真館

撮ってきた写真に 言葉を添えて…。

サギにもイロイロ…

2025年1月吉日、大泉緑地公園にてアオサギ

 

アオサギがいたので、カメラを向ける。

ソロリソロリと歩いていたが、急に首をすくめ一点を見つめて立ち止まる。

おおっ、

何だか今にも狩りをしそうな雰囲気。

 

私は今か今かとその瞬間を待ちわびて、まだか!まだか!とココロが焦れる。

長~い長~~い沈黙。

そして、

このアオサギはついに狩りをすることはなかったのである。

なんでやねん…。

 

大泉緑地公園で撮ったアオサギ氏。

 

何処でもよく見かけるものだから。

ついつい写真を撮らずに素通りしてしまうことも度々。

でもたまに、存在感をありありと見せつけて、撮らんかいと言っているようでもあるので、こうして撮ることもある。

 

そんなある日の日曜日。

いつもの水場沿いを歩いていると、鳥の姿が見えたので、またサギだろうと。

アオサギだかコサギだろう思いながら歩いていると…。

 

あれ?

なんか違う?

 

アオサギにしては小さいし、首もなんか短いし、頭の後ろのピンと伸びた白い羽がえらい強調されている。

サギっぽいのはぽいのだが、なんか今まで見てきたサギとは違うのだ。

 

で、

なんで内股?

 

私はすぐさまカメラを向けて激写に次ぐ激写、そして後の観察をしてみる。

私に気が付いていないのか逃げるそぶりはなかったので、随分観察する時間を得られた。

 

が、

ほとんど動かない。

 

ので、私はちょいと距離を縮めることとした。

 

そしてたら逃げた。

 

スーーっと飛んで木の枝に陣取る。

 

私は撮った写真をスマホに転送し、Googleレンズ先生にすぐさま質問。

得られた答えは、ゴイサギという野鳥らしいということであった。

 

なるほどやはりアオサギではなかったのか。

ゴイサギ

ゴイサギ

ゴイ…。

と、

次に頭に浮かんできたのは…。

ゴイゴイスー!」というフレーズ。

 

ま、

そのことは置いておいて。

私は野鳥を撮るようになるまで、まったく知識がなかった。

 

知識がないながらも、サギという鳥がいることは知っていた。

子供の頃に観た、銀河鉄道の夜のワンシーンで、サギを捕まえてるトコがあったからだ。この世のサギとはまた違うけども…。

 

アオサギやこの写真のコサギは、よく見かけていたけれど、ゴイサギと言うのは初めて出会ったサギである。
まぁ、何の興味もない時に観ていて、記憶にないだけかもしれないけれど…。

 

たまたまここへやって来たのか?

それとも私が見つけきらなかっただけなのかわからない。

 

この日。

これをきっかけに、今後は頻繁に出会えたらいいなと思う。

 

で、

ゴイサギに出会ってすぐ後に、枝に留まるコサギらしき野鳥がいたのだけど。

 

白鷺という名にふさわしい白さで、そこにずっとずっと、高い木の枝に止まっていた。

 

なんかカッコよかったのだ。

 

おわり