醍醐寺前に降り立った時には、曇り空で少しガッカリだった。
山道を歩き、登っているうちに、晴れ間が見え始め。
上醍醐へ到着した時には、頭上に青空が広がっていたのだ。
これで良い写真が撮れると意気込んだけれど…。
階段途中から、醍醐水の建物を撮る。
醍醐水を飲んで、大いに醍醐味を味わったのだ。
ごちそうさまでした。
いよいよ長い階段を上って、上醍醐を見てまわることに。
この階段を上りきると、前の写真のトコに出る。
ソコにはかつて何かあったらしいけれど、いまわなにもなくて、ご覧のようにのぼりがたくさん並べられていた。
何かしらの説明が書かれており、読んだ記憶はあるものの、何も覚えてなかったりする。
こんなこともあろうかと、メモをとっていたのだが。その帳面は、絶賛紛失中である。
でへへ。
探し物はなんですかぁ~。
見つけにくいモノですかぁ~。
カバンの中も、机の中も探したけれど…。
探し物はメモ帳で、決して見つけにくいモノでもないのだけれど、何処探してもない。
こうなると、あの名曲通りに、探すのをやめることが良いと判断する。
ので、
このまま話を続けてくのだ。
コレはありがたい写真である。
何が有難いかって。
建物前の説明が書かれている看板も一緒に撮っていることが有難い。
コレは、薬師堂である。
閉ざされた正面の入り口の中央。
升目になっているトコの、升ふたつ分が空いていて、中を眺めることができるけれど、中は暗くてハッキリせず、キッチリ見れなかった印象。
今回、ココ上醍醐へ来たわけは、中之島美術館で見た仏さん達との再会をしたかったのだ。
が、
その気持ちはかなわない結果になることを、この時はまだ知らない。
薬師堂を後にしながら。
本当に天気が良くなって青空バックに写真を撮れたことを喜んでいた。
一本道を歩いて行くと、鐘が見えてきた。
もしかしてココも鳴らして良いのかなと期待するも、ココは鳴らしちゃいけないらしい。非常に残念。
ココロ静かにゴォ~ンと一発鳴らしたかったのだけれど、仕方ないのだ。
鐘の横で、何やら綺麗な花が咲いていた。
それにしてもメモをどこへやってのだろう?
つづく。