かがやん写真館

撮ってきた写真に 言葉を添えて…。

大阪城梅林、再び…2025年2月23日

2月11日に行った時には、まだまだ1割ほども咲いていない状況だった。

ツボミだった梅が、10日間ほども過ぎれば咲いているだろうと思い。

 

夜明け前に電車にご乗車。

キレイな朝焼けに感動しながら電車に揺らされ。

ふと、

電車内を見回すと、誰ひとりとして朝焼けを観ている人がいないことに絶望する。

 

なんで、なんであんなにキレイのに、誰も見てないんだい?

どうしてなんだ?

ああ、もったいない。

 

 

で、

今現在の大阪城梅林の状況を知りたいと思い。

ココへいらした方もいるやもしれないので、開花状況を最初に書き記しておきたい。

 

結果発表!

全体的に考えてみると、1割2割程度しか咲いてない感じである。

11日に来た時に、ツボミだったから、もう咲いているだろうと思っていたのに…。

 

長い間、ツボミのままでいられるもんなのですね。

 

結局今年も、3月過ぎ辺りが見頃と言うことになりそうである。

 

ここ数年、大阪城梅林には2月に来ているのだけれど、ずっと空振りしているのだ。

 

来年からは3月になってから来ようと思う。

 

今週は、暖かくなりそうなので、一気に咲きそう。

今週の金曜日、土曜日辺りが良いかもしれない。天気がどうか知らんけど。

 

で、

私は梅が咲いているか否かも重要であるが。

最重要事項は、野鳥、そう、メジロとかジョウビタキとたくさんたくさん出会えるかどうかなのである。

 

11日に来た時には、梅がチラホラしか咲いていなかったものの、メジロジョウビタキ、そしてコゲラシジュウカラなどと出会うことが出来たのだ。

 

梅が咲いてないのには、ガッカリだったけれど、野鳥たちのおかげで元気に帰宅することが可能であった。

 

が、

 

今日は、

 

姿が見えない。

 

なぜだ?

 

私はコレまでの人生経験をフル活用し、原因を突き止めようと、そっと目を閉じる。

 

ポク!

 

ポク!

 

ポク!

 

チーン!!

 

ハッチャけた…じゃなかった。

ひらめいた!

 

駅から梅林へたどり着くまでの間。

いつもと違う道のりだった。

 

それは、明日の大阪マラソンの準備のために、道が規制されていたのである。

 

それに本日はいつも以上にジョギングしている人が多かった。

もしかすっと、大阪マラソンに出る人たちなのかもしれない。

 

それはもうアチコチでランナーを見かける。

しかも今日は、梅林内でも走っている人が多くいたのだ。

 

きっと皆さん、夜明け前から準備をして走ってらしたのかもしれない。

 

野鳥たちはいつもと違う雰囲気を察し、姿を見せないのかもしれない…。

 

私の第六感、カンピューターがそう答えを導き出した。

おそらく間違いないだろう。

 

私は梅林内を歩き回ることをやめ、野鳥が来ることを願って待つことにした。

 

8時を過ぎたころだったろうか。

ジョギングする人の姿は変わらないが、梅林内を走る人は激減した。

 

すると聞きなれた鳴き声が…。

 

「待たせたなぁ」

そう言わんばかりに、メジロが梅の木の枝にスッと降り立ち。

コチラに振り向いて睨んでいた。

 

来た!

やった!

50過ぎの男のココロで、喜びが弾けた。

 

私のこの時の喜びようを、例えるならば、スクラッチの宝くじで、5千円当たった時ぐらいうれしかった。

 

ジャン歩宝くじで1等前後賞が当たった人からすれば、些細な事かもしれないが。この喜びたるや、ちょっとしたものなのだ。まったく高額が当たったことがない私的には

ね…。

私への挨拶が済むやいなや、さっそく蜜をなめ始めたメジロ

 

私はこの瞬間に感謝しつつ、シャッターを押し込んで、連写に次ぐ連写である。

同じ写真のようなのが、もう恐ろしいぐらいにたくさん撮れていた。デジタルで本当に良かったと思う。フィルムだったら、もう何本あっても足りやしないのだ。

 

そして、

もっと恐ろしのは、たくさん撮った割には、まともに撮れているのが少ないという現実である。帰宅してチェックして血の気が引くほどに、まともに撮れていないのだ。

 

なんだろう?

私は写真の神様に嫌われているのだろうか?

って、

写真の神様っていらっしゃるんですか?

 

もし神様がいるんだったらお願いがあります。

 

 

私に、

大きな一物をください…。

って、アレ?

 

追伸、

3月も梅と野鳥をもとめて出かけようと思っております。

ええ写真が撮れることを狙って、欲深く行くのだ。

 

おわり