2024年11月4日スマホにて撮影。
この日はまた明日香村へ来ており。
以前、飛鳥駅へ歩いて向かっている時に気になったトコへ向かった。
ココにも野鳥がいそうだな、そう思ったのである。
いざ、飛鳥歴史公園高松塚地区へ。
この日ココへ到着するまでは、だーれもこんなトコ来ないだろうなと思っていた。
だもんで、ある不安が頭をよぎっていた。
誰もいないトコで、襲われたらどうしようもないな。
そうである。
私はカメラを持ち歩いているのだ。
NikonのZ7ⅡとNIKKOR Z 180-600㎜VRを所持しているのである。
悪いヤツが、カメラを奪って売りさばき金にするべく、幼気なおっさんである私を強襲してくるやもしれないと思ったのだ。
周りには、目撃する人も、助けてくれる人もいないのだ。
もし襲われたら。
万が一そんなことがあるとしたら。
私は私の全財産とも言っていいカメラとレンズを、撮影器具としてではなく、鈍器として使用することを念頭に置き、大きく振りかぶって、目を血走らせ、うぉ~という雄たけびではなく、ココはあえて、フニョ~ンとか意味の分からぬ奇声を発して相手を気味悪がせつつ、そのすきにガツンといって、一泡吹かせてやろうと思っていた。
奪われるぐらいなら、壊れてでも守ってやろう、そういう考えの幼気なおっさんなのが私である。
と、
まぁ、
高松塚地区みたいなトコに、いったい何があるというのだと、どうせ塚があるぐらいなもんなんだろうと思っていたのである。
しかし到着してビックリ。
ちょこちょこ人が歩いている。
そして後に、あの有名な壁画があるトコだということを知った。
否、
思い出すこととなる。
おそらくは、小学生だかそれぐらいの時に、遠足だかオリエンテーリングだかで、明日香村へ来たことがあり。その時に壁画も見ていたような気がしないでもないのだ。
ま、
少なくとも教科書では見ていると思われる。
私がココへ到着した朝9時前ごろはちょこちょこであったけれど。時間が進み11時ごろにもなると人が増え、団体さんであろう人たちも多く見受けられた。
この時の野鳥撮影の事は、過去の記事に書いているので、万が一にも気になった方がいたならば、少しさかのぼって読んで見ていただきたい。
ということで、高松塚周辺を歩いていた時に撮った写真をごらんください。
この日も11月らしからぬ暖かさ。
でも、秋らしい雰囲気はあった。
近鉄電車に乗っていると、ココ明日香村の宣伝広告をよく目にする。
日本の原風景があると宣伝している。
確かにそんな気はする。
メジロもいたけれど、すばしっこくてなかなかとらえることが出来なかった。
そもそも前にメジロの群れを飛んでいるのを見て、ココにもたくさんいそうだと思いやってきたのだ。
なんか意味があって撮ったこの写真。
今、
私はなぜにこの写真を撮ったのか不思議で仕方がない。
絶景というわけでもないし…って、それは私の写真の腕前が悪いのか?
こういう古墳もあり申す。
コチラへ来ている人はあまりいなかったかもしれぬ。
確かに秋めいているのに、メチャンコ暑かった。
人が写りこまない一瞬を逃さず。スマホで撮ったのだ。この時にはソコソコの人が周りにいた。
結局、私は壁画を見ようとはしなかった。
お金を出し渋ったわけではない。この日は野鳥がメインで来ていたので、そういう気分にならなかったのである。人も多くなってきてたし。
2時間ほどいたろうか。
野鳥もなかなか出会えないし、そそくさと帰り支度を…。
帰りは飛鳥資料館みたいなのがあるトコから飛鳥駅へ向かってみた。
この資料館の裏に池があるみたいだから。何かしら野鳥がいるかなと思ったのだ。
が、
思ったより池が小さく、野鳥も何もいなかったのでスルーする。
そして住宅街を歩いているとコスモスが咲いていた。
駅に着いてしばらくすると、向かいのホームにブルーがやってきたので、思わずスマホで撮影。
こういう電車に乗って、まったり旅もええですなぁ。
ああ、暇とマネーがたんまりあれば。
おわり