シジュウカラのあられもないポーズを撮ってしまう。
恥ずかしかろう姿を狙って撮ったわけではない。
そもそもそんな実力などない。
ただただ目の前にシジュウカラがいたから撮ったまでなのだ。
にしても、
まんまるとした姿は、なんだかおいしそうである。
もちろん食べるつもりなどない。
今日も天気が良くて、前日に本日が休みとなったので、せっせせっせと大泉緑地へ。
自転車で向かっている時は、思いのほか寒くって、グローブでもして来ればよかったかと思ったけれど。
到着する頃には、ほどよく身体も温まり。
ちょうどよかった。
今日の第一野鳥は、カワセミ。
だが写真はない。
ソレはナゼか?
ソレは、まだリュックからカメラを出していなかったからである。
油断してしまったのだ。
まぁ、まぁ、通りすがりで毎度毎度出会えるもんでもないよねぇ。
と思いつつ歩いていると…。
ちょこんと何かしらの枝にのっかっていたのだ。
アッ!
と思った私は近くの茂みに隠れつつリュックを下ろしカメラを取り出したけれど、時すでに遅しであった。
アッ!と思ったその時。
私とカワセミは目が合ってしまっていた。
それがわかるほどに近いトコにいたのだ。
カワセミも私に気がついているのだから当然逃げるわな。
逃した獲物は大きいと言うけれど、今まで見かけたカワセミとはちと違がっていたような気がする。残念なのだ。
気を取り直して、歩みを進める。
すると…。
今日もたくさんのコゲラを見かけることができた。
アチコチでコンコンコツコツと音をさせていた。
近くにシジュウカラやメジロもたくさんいたけれど、動きまくりでなかなかとらえることが出来なかった。
さらに進むと…。
一羽の小鳥が遠くでスーーっと飛んでポールの上にとまった。
スズメかなとおもったけれど、なんかこう、なんていうのだろうか、そのたたずまいが、スズメのソレとは違うように感じたので、カメラで確認すると。
アラッ!
コレはもしや!
また出会えたのかい?
ジョウビタキじゃね?
ジョウビタキのメスのジョビ子ちゃんじゃね?
ということで今回もその姿をとらえることが出来たのである。
が、
遠い。
遠いし近づけないトコにいる。
ジョウビタキのメスがいるということは、オスもいるはずだと思うけれど、まだみかけていないのだ。
ハクセキレイも戻ってきていた。
そしてアトリと遭遇。
今日は水辺の近くにいた。
アトリの写真も今シーズンでたくさん撮れる感じなのだ。
ということで、ヤマガラさんである。
が、
そんなに真正面からこちらを見なくてもよいのに、誰だかわかりにくいのだ。
シャッター速度を落としていたせいもあるのか。ピントが合っているのがこの写真しかなかった。
そして、いつも元気にその姿を見せてくれるシジュウカラ。
私がウロウロしている時に、同趣味者であろうおっさんが、落ちてる枝やら何やらを投げていた。
何をしているのだろうかと思いつつ近くを通り過ぎる時。
どうやらシジュウカラを追い払っているようだった。
目当ての野鳥か何かが、シジュウカラがいるとやってこないのか?
ただただ普通に生活をしているだけ。
街中の自然のあるところで、暮らしているだけなのに、追い払われるなんて…。
私にはできない。
と言いつつ。
血を吸いにやって来る蚊は問答無用でたたき殺す。
私が解脱するには、あと何回ほど転生すればいいですか?
おわり