2024年9月8日。
京都、醍醐寺にて。
日中はまだまだお暑うございますが。
もみじがちょこっと赤くなっていた。
秋は確かに近くにやって来ているようである。
今シーズンの第一紅葉発見なのだ。
醍醐寺へ行って来た。
これまでの運だけで乗りきって来た人生で、醍醐寺の存在などまったく知らないでいた。でも、行きたくなってしまったのだ。
それは何故かというと…。
ガラにもなく。
中之島美術館へ行って来た。
目的は醍醐寺国宝展を見るためである。
仕事が急遽休みとなり。
平日にしかできないことをしようと目論む。
美術館へは、我感性を磨くべく、行ってみようかと思いつつも。
休日はドコも混んでいそうで、ゆっくり見て回れない印象があり。なかなか足が向かなかったのである。
平日が急に休みになり。ココはもう行くしかないとココロに決めた。平日の朝いちばんならば、ゆっくりと見て回れるはずである。
ここで、歌川広重の絵でも見に、あべのハルカスへ行こうと思っていたのだけれど。ふと、中之島美術館ってどんなトコだろうかと思い立ち。中之島美術館で何を展示しているか調べてみると、醍醐寺国宝展が開かれていた。
内容を読んでみると、真言宗のお寺であるということがわかり。かねてから真言宗のお寺にはご縁があるような気がしているので、中之島へ行くことにしたのだ。
中之島美術館。
とてもキレイな建物でありました。
そして何より涼しくて快適であった。
建物の中は冷房が効いているだけではなく。ゴチャゴチャとした雰囲気がなく。広々とした空間が広がっていた。
普段、ウサギ小屋のような家に住み。ゴタゴタゴチャゴチャワチャワチャとした世界で生活している私には、ココにいて大丈夫だろうか?という不安感に襲われる。
だもんで、どうしてもコソコソと行動してしまいそうになる。
が、
私も51年間生きてきた意地がある。
私は大丈夫ですよという雰囲気を醸し出しつつチケットを券売機で買い。
スマートかつエレガントに長~いエスカレーターに乗って、展示場へ移動。
思った通り。
朝一番は空いていたのだ。
しめしめと思いつつ、醍醐寺の国宝をじっくりゆっくりまったりと、見て回った。
仏像なども目の前でシッカリと見れたりして、とても良かったのだ。
売店で販売されていた国宝展の本を購入するほどに、とても良かったのである。
家に帰り。
改めて国宝を本で見て。
思ったのである。
そうだ!醍醐寺へ行こう!
おわり